- あおめがね
個人的おすすめボードゲーム
こんにちは、あおめがねです。
前回は僕のおすすめスマホゲームについてまとめました。
今回は(スマホで出来る)ボードゲーム編になります。
前回と同じく、ゲーム開発を志す者の視点からの解説も交えてやっていきます。よろしくお願いします。
可愛い女の子は出てきません。
最初に
ボードゲームって何?ってお話をします。
平たく言えばアナログゲームです。
人生ゲーム、将棋、麻雀、オセロ、五目並べ
あたりが身近だと思います。
以上。
だと短すぎるので、ちょっとデジタルゲーム作ってる人の視点から補足しましょう。
ボードゲームは既存のもののクオリティが高すぎる、また物を用意するのが大変(手間もお金もかかる)と、個人製作するにはハードルの高さがあります。
デジタルゲームはPCとネットさえあればなんとかなるので、フットワークにはかなり差が出ますね。
デジタルゲームは見た目が整いやすいので、動きの少ないボードゲームは広報も大変そう。
また、ボードゲームのバランス調整は他のデジタルなゲームとは一線を画す難しさがあると思います。(やったことないから想像ですが)
デジタルゲームは出した後にアップデートが出来ますが、ボードゲームはそう簡単に行きません。一発目から失敗が許されないので、前々から気の遠くなるほどのテストプレイをしていると思います。
一方で!
ボードゲームは色んな人がそれを取り囲んでプレイするというとっっっても良い環境が約束されます。(一人用を除く)
どんなゲームも人とやるのが一番面白いですからね、物理的に人が集まるっていうのはかなり大きいアドバンテージです。
次から紹介するおすすめゲームは
スマホで出来るボードゲーム
です。ちょっと覗いていってください。
動物将棋ウォーズ
しょっぱなから癖のあるゲームをお勧めしていきます。
制作会社:ねこまど様( http://nekomado.com/ )
簡単に言うと将棋ですね。子供向け将棋って感じです。
何よりルールが簡単で、大人から子供まで平等な環境で殴り合えるのがいいですね。親とか友達とかとやるといい感じです。将棋が得意なアイツに一泡吹かせよう。
将棋からの経験値が活きにくいので、複雑な定石とか囲いとか、「角の効きを忘れてた!」みたいなことにはならないです。
またこれのスマホ版では、特定の盤面になると「きりんの翼!(かわいいエフェクト)」みたいなものを見ることが出来ます。このエフェクトにはコンプリート要素もあります。スマホ向けにきちんとチューンアップされていて「やるな」と思いました。
一方でただ一つだけ欠点をあげると、動物将棋はもうPCによる解析が終わっています。後手必勝です。やりこみすぎるとクソゲーになってしまうかもしれません。普通に人同士でやる分にはまっったく問題ないですけどね。
シェフィ-Shephy-
これまた可愛いゲームの紹介です。
公式サイト: https://www.arcsystemworks.jp/shephy/
これね、とっても可愛いです。イラストを見るためにやってると言っても過言ではない。
内容としては、1匹の羊に色々なカードを作用させて、最終的に1000匹にしよう!っていうゲームです。
カードには「3羊を召喚する」「羊カードを一種類全て手放す」「手持ちカードを追放する」とか色々あって、割と難しいです。(慣れると楽勝です)
カード使うとボイスがきけます。可愛い。
あと、実は、このゲームのバランス調整もすごいです。良く出来ている。
これは予想で一面的な話ですが、ポジティブなカードとネガティブなカードのバランスがめちゃくちゃ良く出来ています。枚数的には大体1対1みたいですね(今数えた)。
この手のゲームは「気持ちよく勝たせる」ものだと思っていたので、「ちゃんとカードを把握しながら理論値を探す」プレイをするとは意外でした。
あと「ランクアップ」という機能も良く考えられていますね。「ランクアップ」とは、複数のカードを圧縮して大きい数字の一枚のカードにすることです。(ゲーム内では「統率」とか「ランク」といった言葉を使っています)
これによってゲームに段階が生まれて、「○○までに100羊を作らないとダメ」「今30羊あるから、ポジティブなカードが来るまでこれを手放してはダメ」みたいな攻略の手掛かりになります。
ただ手当たり次第にポジティブなカードを切るわけではない、良く出来たボードゲームです。
番外編:ダイス&モンスターズ
どうしても紹介したいので紹介します。これはボードゲームとスマホゲームの中間だと思います。
公式サイト: https://flowgdd.com/dice/
まず、1~6のスロットに好きな技をセットします。技には「MPを回復する」「敵を毒にする」「MPを消費して大ダメージを与える」といったものがあります。
戦闘になるとまずサイコロを振ります。で、その出目よりも小さい数字にセットした技を選択して使うって感じです。
敵を倒すと敵の技を奪えるっていうのもゲームとしていいですね、嬉しい。
このゲームの何がすごいって、プログラムもイラストも省エネにしつつ、ゲームとして十分成り立たせているゲームデザインなんですよ。他のゲームだと「イラストありき」「ソーシャル要素ありき」なものも多くあって、それはそれで一つの良く出来たゲームデザインなんですが、これは本当にゲーム性についてよく練られています。
this is ゲームデザイン って感じです。
基本プレイ無料でスタミナについても随分緩いので、「ゲームが出来なくてイライラする!」みたいなことも起こらないです。精神に優しい。
とはいえこのゲームは僕(ゲーム作りたい人)だからこそ面白く感じて、「リセマラがないとダメ」とか「有名声優じゃないとダメ」みたいな人には合わないかも知れませんね(皮肉)。
正直に言うと、ゲーム性以外は壊滅的なので、合わない人は味のないガムを噛んでいるように感じるかもしれません。
僕は超好きですけどね。超好き。
あと今知ったんですけど、このゲームの大本はゲーム開発サークルのHeretic Rag( http://hereticrag.com/ )さんみたいですね。他の開発実績がないようなので、大学のサークルとか、一般的な大学生が考案したのかも知れません。
以上!
僕のおすすめスマホゲームについて2週間も紹介しました。いかがでしたでしょうか。
前回「ipadだと面白いゲームもあるよ!」って言ったんですが、力尽きたので記事には取り上げませんでした。ipadだと面白いゲームは「dynamix」です http://dynamix.c4-cat.com/
ipadでやる音ゲーは完璧にハード要件を満たしているので、見方によってはゲーセンでやる音ゲーと並ぶ面白さです。dynamix、やろう。
ゲーム全般について、僕の趣味がかなり出ていますね。見た目が汚くても頭を使う要素があればオールオッケーみたいな(もちろん本当はそんなことはありませんが)。今回で自分のスマホゲー感が整理できたので満足してます。
これでスマホゲーの紹介は本当におしまいです。来週のネタがないので何かネタをください。
ではまた来週!